もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

おはよう

「夜に、考え事はよくないよ。」

と彼女がよく言ってくれる。


「夜はいろんな暗いこと考えちゃうから。」




だいたい、このブログは、夜の闇と共に産み落とされた文章、あるいはその感情をもとに広げて文章にしたものが多いのだけど。

とりあえず、直近心にズシンときている問題があって、友達関係なんだけど、文章を作らなきゃいけなくて、
それを考えるのを昨日の夜は諦めて、朝にしてみた。

確かに、スルスルと、冷静な文章が作れた気がする。いつもに比べて、読み返して「いや、なんか違うな」って感覚が少なかったかもしれない。



その問題について、いろいろオフレコで、その友達には口が裂けても言えないような暗い感情もあって、それをブログで消化しようかなってここ数日考えていた。

でも、何でも言うけど、そういうの書かずに忘れた方がいいのかもしれない。


とりあえず、今、朝。明るいうちであれば、なにか違うアプローチが出てくるかもしれないと、記事入力画面を開いてみた。


まぁあと1時間も満たないうちに、仕事スイッチを入れなきゃいけない。まだ顔も洗っていない。着替えもなんか中途半端だ。朝飯も、お腹痛くて、温かいカップスープ1杯で済ませてしまった。

うん。

こんなワタワタした状況で、深いことは書けない。やめよう。




ただ、僕がこんな状態でも、彼女は僕の頭をぽんぽんとして、明るく「いってきます」といって出勤して行った。

最近よく寝坊して、起きた頃に彼女は出勤していたから、僕が出勤前に起きていて少し機嫌が良かったのかもしれない。


悪くない朝だ。

いや、それどころか、最高の朝だ。



好きとか、恋とか、愛とか、どれもなんとなくわかったつもりになって、でもなんとなくわかれば十分なものだと思っていた。なんとなく"そう"なって、なんとなく家族ができていくんだと。

でも、最近、愛はちゃんと、わかる気がする。