もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

書きたいし、描きたい、掻きたい

ブログ。
全然触れていない。

久々にこうして筆を取ったら、すぐその触れていない間の時間に思いを馳せる。
そして、その時間について、溜め込んだ想いについて、こうして紡ぐ。
ブログに書く話題がブログ自身のことばかりというのは、少し不思議というか、違和感というか。なんだか絵を描いてる人を絵に描く、みたいな、マトリョシカ的な構造を感じる。

まぁ、でも、やはり浮かび上がってくるのは、その想いだから、書くしかないのだ。

近況

最近、忙しくしている。

仕事は決してのんびりしたものじゃないし、ワタワタしてる。
メリハリをつけられるほど器用じゃないので、常に60パーセントの出力ぐらいで、あっちこちぶつかるルンバみたいな軌道で、頑張っている。

仕事終わりには毎日勉強の時間を取っている。その日詰まった技術ネタをまとめて、Twitterに投稿するのだ。30分ぐらいだけのつもりだけど、1時間以上やってたりもする。

当たり前の家事も大変だ。
毎日ご飯の心配がある。今日の夕飯はどうしよう。自炊したもんか、外食したもんか。今日の出費多すぎやしないか。
自炊したら皿洗い。
食後で一息ついたら、あぁもう面倒臭い、また明日。

趣味は、新たにアコギを買った。
弾き語りへの憧れだけで買ったけど、やっぱり一朝一夕にはならず。
毎日頑張んないとね。


ここまでやったらもう限界。仕事して勉強して家事して、楽器練習。
とても文章に費やす体力と脳みそは残らない。
ギリギリ残せるかもしれないけど、そこまでのモチベーションもない。


そして、こうして前の更新より、数ヶ月が経ち、「やぁブログ、久しぶり」となる。
ここ数年、数ヶ月おきに、それを繰り返している。

ブロガーなんて肩書きに、なんの誇りもないけれど、しばらく書いてないと、物書きしての存在感を失う。
はてなブログでは、購読というシステムがあって、何人かのブロガーさんとTwitterのフォロワーみたいに繋がれるのだけど、その人達のタイムラインから自分がうっすらと消えていく。
昔書き溜めた自分の文章達が、埃をかぶっていく。

それがどうしてか、少し寂しくて、別れかけの恋人を引き止めるかのごとく、「待って、まだ君が必要なんだ」って縋り付く。


他のブロガーさん達は、ぽつぽつと、文章を書き続けている。
他愛もない日記が、色鮮やかに見える。羨ましく思える。

ふとそれらに触れて、そうだ、僕も、ここの住人であったんだ、と思い出す。
文字に浸り、文字に溺れ、文字に生きた人間だったのだと。
くだらなくても、ドロドロでも、確かにそこにはそこにしかない、どこか美しい欠片があった。



想いのこもった文章は、綺麗だ。
それがどんな黒く澱んだものでも、それは結晶だ。


書きたい。
心を描きたい。
体を掻きむしりたい。


もっともっと。


身体を燃やして、心を燃やして、脳を溶かして。
何かを書いていたい。


今回の気持ちは、どれくらい続くかな。