誰もいない言葉の海へ、釣り竿を垂らす夜
垂らす、の漢字あってるかな。
今日は思考が散らかっていて、そればかりに脳のリソースと、MPを吸われまくって、正直仕事がほとんど進んでいない。
良くない。
良くないが、おそらく思考を散らかす原因を断たなければ、根本的な解決にはならないし、仕事に手を付けたところで定期的にそいつがガチャガチャと不快な音を立てるのがわかる。
ので、
思考を整理したかった。
なにもかもあけすけに書くのは、この場所には向いていない。
先日ブログを書いてこのなんとも表現しがたい爽快感を得たせいか、「記事を書く」ボタンを押す指が軽くなっているのを感じる。
まぁ僕の思考は置いておいて。
書きたいのは、ふとそんな感じでブログを開いてしまった結果、自分の購読しているブロガーさんたちやら、はてなブログ公式推奨のブロガーさんやら、
なにやら読みふけってエモくなってしまった、という話だ。
あと僕はやはり改行を多用するのが好きだ。
読み手が一つのメッセージを受け取って一呼吸置ける気がするから。
でも皆わりとギュッとした改行のないレイアウトで文章を書く。
ちょっと読みにくいと思ってしまう。
世間で一般的とされる文書は、やはり印刷を前提にされているから、なるべく無意味な改行はないのが良しとされるアレだろうか。
確かに紙を無駄にするのは良くない。うん
エモくなってしまった、という感傷だけで、今日のブログに中身はない。
メッセージもない。
記事タイトルがおしゃれに書けて満足だ。
一人パソコンに向かって、暗い部屋の中、この時間は、まるで夜の海に反射する月を眺めているような気持ちだ。
波音が聞こえる気がする。
海沿いに住んでいたことはないし、夜に海を眺めた経験もほとんどない気がする。いかにもな夜の海に反射する月、なんてきっとフィクションの中で見ただけだ。
でもなんだか、現実のようにリアルに情景が浮かぶ。
ブログを言葉の海と例えるなら、ブログを読み漁るのは、釣り竿をただ垂らしてゆっくりと待つ動作な気がする。
あてもなく、その場から動かず、ぼーっと、まどろむように。
想像すると、悪くない気分だ。
なぜか懐かしく、落ち着く。
さて、少し小腹でも空いてきた。なにかつまんで、日中進まなかった仕事をするか