もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

自殺はして欲しくないけど、自殺した人を馬鹿呼ばわりってどうかと思う

一応この記事の続き。
 

 

momijitan.hatenablog.com

 

 
新学期の始まるタイミングで自殺する生徒が多いって話。
 
まぁ、やっぱり、学校行きたくなかったんだろうなぁ。
 
 
 
自殺をしようって思うほどの苦しみってどんなものなんだろう。
 
俺はまだないや。これからあるのかな。
 
 
あまりにつらくて、死んだら楽になれると思ったんだよね。
 
 
楽になれたのかな?
 
もし、たとえば死んだ後の世界があるとしてさ、自殺した人はそこで何を思うんだろうね。後悔したりするのかな。
 
 
あるいは、周りの奴らを困らせてやれると思って死を決断したのかな。
 
 
だとしたら、どうだい?
 
死んでみて、周りの奴ら、反省してるようにみえるかい?望んだ通りに困らせてやれたかい?
 
 
「死」について思うところは前に語ってて、そのときとスタンスは変わってない。
 

 

 

 
結論から言うと俺は「死のう」とは思わない。
 
 
そして、どんな状況であろうと、誰かに死んで欲しいとも思わない。
 
それはきっと悲しいことだ。
 
 
 
けどさ、自殺したってニュースをみて、「馬鹿だねぇ」って言う人はなんなの。
 
 
まぁ、家族にそういう意見をお持ちの方がいてさ。俺はそれを聞いては毎度噛みつきたい衝動に駆られてる。逆らうとめんどくさいから、押し殺してるんだけどね。
 
 
そもそも死者を冒涜するってのは、人としてどうかしてると思う。
 
 
それに、自殺を嫌う人ほど、その立場を理解していない。
 
逃げ場がない苦しみを感じたことがないのかな。追い詰められたことがないのかな。
 
 
軽々と「自殺は愚行」って言い放つのはどうかと思う。
 
確かに、死を選択することは褒められることじゃない。死んで欲しくない。
 
 
でも、それが愚かだったとは言いたくないんだ。
 
苦しんで苦しんで、苦しみの果てに見出した答えなのに、それでさえ「なんて馬鹿なんだ」と受け入れられないなんてあんまりじゃないか。
 
 
不謹慎なのかもしれないけど、俺はもし自殺した人に声をかけるとしたら、「よく頑張ったね」「1人でよく戦ったね」って言ってあげたい。
 
 
そういう言葉があれば、その子の決断は揺らいだかもしれないから。
 
 
 
 
 
おしまい。