もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

バイトをしない言い訳

実は、俺はバイトをしていない。
 
そのことが、最近すごく罪悪感に感じる。
 

 

 
働かざるもの食うべからず。
 
先人はいいことを言う。
 
 
でも俺は食えている。
 
恵まれたことに、俺が煙たがる毒親でも金銭面に関しては事欠かない。
 
申請すれば、お金は出してくれる。
 
本当に恵まれている。
 
 
 
 
その恵まれすぎている自分が、嫌になる。
 
誰がどう見ても、親の脛をかじっているいいとこのボンボンだ。
 
 
友人達は「買いたいものがあるから」とか「遊ぶための金だ」とか「働いていないと怠けちゃう」とか言う。
 
 
 
なぜだろう。
 
確かに買いたいものはなくはないが、無理に買わなくてもいいものだ、とも思えてしまう。
 
 
 
ちなみに、うちの父はバイトをあまり好ましく思っていない。
 
というのも我が父の生業は大学の教授様。
 
つまり、バイトに明け暮れる大学生の姿を死ぬほど見ているのだ。
 
バイトに夢中になって学業を疎かにするんじゃあない」
 
高校生の頃からバイトもしたことのない息子にそう吹き込んでいるような親だ。
 
 
 
俺はそれを好都合、としか捉えていない。
 
 
かといって、バイトをすることをバカにしてもいない。
 
すごいと思う。素直に尊敬している。
 
俺は自分のできないことを成している人間はみな尊敬に値するというタチだ。
 
 
 
しかしバイトに行くのが怖いとも違う。
 
かつて言ったオフ会(下記事参照)で、「バイトは新たな人間関係構築を迫られる」という理由で怖がっている方がいた。
 
 
 
 
 
 
 
しかし俺はそうでもない。
 
怖くない、といえば嘘であるが、それ以上にただバイト自体するのが面倒なのだ。
 
 
 
呆れるほどのクズだ。
 
 
しなければと思いつつ、しなくてもどうにかなる現状を好都合と捉えていて、動き出せない。
 
 
どうしたいのだろうか。
 
 
この罪悪感を払拭したいのだろうか。
 
それとも誰かに「それでもいいじゃない」と言って欲しいのだろうか。
 
 
 
最近、本当に自分の意思が見えない。
 
「自信がないのだろう」と言われるが、では自信とはいかに持つものなのか教えて欲しい。
 
 
 
 
 
 
おしまい。
 
 
 
 
 
(一日に一記事が今までのスタイルだったのだけれど、調子が良くて書けたときはそのまま投稿しちゃうことに決めました。)