もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

岩手中2自殺について、いじめはもう懲り懲りだ

俺は最近あまりテレビを見ない。
 
だからこのことはツイッターで知った。
 
 
「いじめ」と検索するだけでニュースのトップに出てきた。
 
 
憤らないわけがない。
 
なんだこの事件は。いや、今回に限った話ではない。
 
なぜだ。なぜ人が自ら「死」を選ぶほどまで追い詰められなきゃいけない。
 
 
 
今回は主に、担任の日記に対する冷たい態度が批判の的のようだけど、それをただ責めればいいって話でもないと思う。
 
どうしてだ。
 
どうしてこの世界はこんなに優しくない。どうしてこんなに残酷なんだ。
 
 
 
 

いじめをする奴。

なんでそこまで人が嫌がることを平気で行える?
 
本当にお前らにはその痛みを想像する力もないのか?
 
ニュースでいじめが死を誘発する事例があることを何度も見て、知っていたはずだろう?
 
どうして、人を虐げて、笑っていられる?
 
もう人間じゃなくなってしまったのか?
 
 
 
 

傍観者たち。

まさか、自分が無罪だと自惚れてないよな。
 
わかるよ。
 
無関係でいれば傷づかずに済む。
 
自分可愛いもんな。わかるよ。
 
でも、後悔ぐらいはしやがれ。
 
胸を痛めやがれ。
 
見知った人間が、死ななきゃいけないほど追い込まれていたんだぞ。
 
何かできたことはあったんじゃないのか。
 
これからでも、何かできるんじゃないのか。
 
 
 

親たち。

お前らだって悪いぞ。被害者面すんじゃねぇ。
 
あんたらが生んだ命だろう。
 
育てた命だろう。
 
もっと大事にしろよ。
 
もっと守ってやれよ。
 
子供はお前らが思ってるよりずっと健気だぞ。親を愛しているぞ。
 
だから安心して帰れる場所であってくれよ。
 
安心して頼れる相手であってくれよ。
 
頼むよ。
 
 
 

先生たち。

大変だろうさ。あちこちから非難されて。
 
責任は確かにあるさ。
 
でも、そのせいにして楽になっている人たちがいるんじゃないかなって思う。
 
大勢の人間を同時に相手にするんだ。すごいよ。
 
俺だったらとてもじゃないが心が保てない。
 
だけど、やっぱり君たちは無力だ。子供にとって。
 
それを肝に銘じておけ。
 
その上で、ちゃんと向き合え。怠るな。
 
死なない程度に死ぬ気でやれ。
 
 
 
 
 
あぁ、頭が痛い。
 
俺だって、こんなの偉そうに言えるほど、立派に生きちゃいない。
 
俺だって、もしかしたら、いじめに加担していたかもしれない。
 
もしかしたら、誰かが傷つくのを傍観していたかもしれない。
 
もしかしたら、子供が頼りたくない親になってしまうかもしれない。
 
もしかしたら…
 
 
 
いつも考えなくてもいいことを考える。
 
こんな俺のあり方は歪かもしれない。
 
 
けれど、知っている。
 
こんな俺は、どうしようもなく俺だということを。
 
 
 
 
 
 
 
おしまい。
 
 
 
 
 
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