世の中は酷い話であふれてるけど、僕達がすべきなのは
残酷な事件が世の中にはある。
目を背けたくなるような、気持ち悪くなって、吐きそうになるほど醜悪な事件が。
この記事を読んだ。
ふと思うんだ。
自分の目の届かない、知らない場所でものすごい不幸に見舞われる人がいたとする。
自分はその人に一体何をしてあげられるのだろう。
何もできないんじゃないか。
「かわいそう」って感情は、自分が同じ立場にないからこそのものだ。
だから、俺たちがいくら「かわいそう」と思っても、それで誰かを救えないのではないか。
心が痛むのは、自然なことだし、それを悪いだなんて言わない。
でも、それだけじゃ誰も救われない気がする。
きっと他人を救うことは簡単じゃない。
どうしたらいいんだろう、と考える。
誰かの力になれない俺たちがすべきことはなんだろう。
自分が幸せになることじゃないのかな。思いっきり。
自分よりも確かに不幸な人はいて、その人達の辛さを俺たちは完璧に理解することができない。
別にそういう酷い話から目を背けろって言いたいわけじゃない。
知っておくことは大事だ。心を痛めるのも。
でも、それ以上のことはほとんどの人にはできない。
ならできることをしてればいいんじゃないかな。
何もできないことを悩んだり、苦しんで縮こまる必要なんてないんじゃないのかな。
きっと、今自分が持っているものを持てなかった人がいる。これから持つであろうものも持てなかった人がいる。
その人達への敬意として、最高に幸せになるべきだと思うんだ。
おしまい。