もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

世の中は酷い話であふれてるけど、僕達がすべきなのは

残酷な事件が世の中にはある。
 
目を背けたくなるような、気持ち悪くなって、吐きそうになるほど醜悪な事件が。
 
 

shiomilp.hateblo.jp

 
この記事を読んだ。
 
 

 

 

ふと思うんだ。
 
自分の目の届かない、知らない場所でものすごい不幸に見舞われる人がいたとする。
 
自分はその人に一体何をしてあげられるのだろう。
 
 
 
 
何もできないんじゃないか。
 
 
 
「かわいそう」って感情は、自分が同じ立場にないからこそのものだ。
 
だから、俺たちがいくら「かわいそう」と思っても、それで誰かを救えないのではないか。
 
 
心が痛むのは、自然なことだし、それを悪いだなんて言わない。
 
でも、それだけじゃ誰も救われない気がする。
 
 
 
 
きっと他人を救うことは簡単じゃない。
 
 
 
どうしたらいいんだろう、と考える。
 
誰かの力になれない俺たちがすべきことはなんだろう。
 
 
 
 
自分が幸せになることじゃないのかな。思いっきり。
 
 
 
 
 
自分よりも確かに不幸な人はいて、その人達の辛さを俺たちは完璧に理解することができない。
 
別にそういう酷い話から目を背けろって言いたいわけじゃない。
 
知っておくことは大事だ。心を痛めるのも。
 
でも、それ以上のことはほとんどの人にはできない。
 
 
ならできることをしてればいいんじゃないかな。
 
 
 
何もできないことを悩んだり、苦しんで縮こまる必要なんてないんじゃないのかな。
 
 
きっと、今自分が持っているものを持てなかった人がいる。これから持つであろうものも持てなかった人がいる。
 
その人達への敬意として、最高に幸せになるべきだと思うんだ。
 
 
 
 
おしまい。