もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

アニメのレビュー記事では第2弾になります。
 
アニメオタクのくせにこのブログでは趣味の話をほとんどしてないなんて、なんか変ですよね。
 

 さて、今回紹介するアニメは記事のタイトルそのまま。

 

 
現在テレビアニメ第二シリーズ「続」が放送中ですが、今回言及するのは第一シリーズの方。第二シリーズがあるとはいえ「続編があるから尻切れトンボ」という終わり方ではないので、第一シリーズだけでも十分楽しめますよ。
 
 
 

どんな作品?

あなたが中高生の頃、周りの人間関係に翻弄されて苦しんだことはありませんか?あるいは今苦しんでいませんか?
 
「友達がいない」
「場違いな行動で恥ずかしい思いをした」
「一応複数人のグループに属しているけど、正直息苦しい」
 
誰もが感じたそんな不器用な感情を代弁してくれる作品。しみじみと「あぁ、あったなぁ、こんなこと」って感傷に浸って鑑賞できる作品。
 
王道バトルアニメみたいに勢いよく見れてスカッとはしないと思う。モヤモヤして悶々として、でも最後にはどこか清々しい。そんなアニメ。
 
 
 

個性的なキャラクター

まず何と言っても主人公。「青春とは嘘であり、悪である」と語るひねくれぼっちくん、比企谷(ひきがや)八幡。

 
友達ができず、周囲から軽んじられ、上っ面の優しさに振り回されたことで多くのトラウマを抱えてしまっている男の子。
 
彼の魅力は「常に敗者であること」。本来の青春系アニメではまず主人公という座に座らなかったであろうキャラクターであるという点。
 
中には八幡のあまりの卑屈っぷりに引いてしまう人もいるかもしれません。しかし、俺は彼の不器用さや鋭い観察眼、時折垣間見える優しさ(本人は自覚していない)がとても好きです。
 
似通っている点が多いからかなぁ。
 
 
あとは好きなキャラは二人いるメインヒロインの一人、由比ヶ浜結衣ちゃん。
 
いわゆるギャル系の外見で、スクールカースト上位グループに属しているものの、「人に合わせてしまう」という自身の性格に苦しんでいた。
 
俺がこの子を好きな理由は、一番まっすぐで人間らしいから。
 
おそらく彼女が本格的に行動力を示すようになるのは第二シリーズからなのだが、まずは第一シリーズを見て欲しい。
 
個人的には主人公とさっさとくっついて欲しいなって思ってるけど、まぁそう簡単にハッピーエンドにはならないのがこの作品。
 
 
 

おまけ

主人公八幡は「ぼっち」をステータスと言わんばかりに様々な名言(迷言?)を言っていて、思わずクスッと笑ってしまうユーモアがあります。これが作品の真骨頂と言ってしまいたいぐらい(笑)
 
まとめてくださってる方がいらっしゃったので是非↓