電子書籍と紙の本のメリット
これは以前ツイッターで議論した話題。当時のツイートを引用しつつ再考察。
紙の本のメリット
- 収集する楽しみがある。本棚に並べたときのあの達成感。
- なんとも言えない存在感。(厚み、触感、匂い等)
- 書き込みができる。教科書や参考書はマーカーだらけにしたよね。
- 漫画であればトレースするなど絵の参考にもなる。
電子書籍のメリット
- 持ち運びが楽、小型軽量。持ち歩くのは端末一つだけ。
- すぐに手に入る。自宅でも外出先でも。
- オンラインのみの作品も多数存在。
- 辞書機能にその場でアクセスできる。圧倒的な情報量。
どっちかじゃない!どっちもいいんだ!!
紙の本が好きな俺としてもその意見は嬉しい限りだった。
しかし同時に、電子書籍のメリットも紙の本に負けず劣らず魅力的で捨てがたいものと再認識できた。
そして、世間には書籍に関わらず「なんでも機械化、電子化すれば効率も上がって素晴らしい」といった表面的な見方さえ存在する。
でもそれは明らかな間違いだ。
大事なのは使い分け。技術の進歩は喜ばしいことだが、そこで失われていくものがある。
それを理解した上で、新しいものをどう使うか。古き良きものをどう活かすか。
どっちかなんてつまんないこというなよ。欲張りにどっちも使い倒してなんぼだと思うんだ。
番外編、辞書について考察
通常の書籍より情報量が膨大なため、電子の方が利点(持ち運び、ジャンプ機能、手書き入力等)を発揮しやすい。
ただし1つの事項についてのみ調べられない電子とは違い、紙辞書では一度に多くの情報量が目に入るという利点あり。
※参考図書
今まで紹介した中ではたぶん一番小難しい内容だと思うが、読んでみてほしい。読書を切り口にデジタルとアナログの対比を脳科学や心理テストを交えて巧みに述べている良書。何回も読み直しては「あ、これいいこと言ってる」ってマーカー引っ張ってます(笑)