もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

僕が思う頭の良い人、悪い人。

最近、よく自虐だったり、他人を蔑むのに「頭悪い」というクセが定着しています。

「あー俺なにやってんだろ、頭悪いわ」

とか

「こいつほんとなんなんだろうね、マジ頭悪い」

とか

今日は頭良い人と悪い人の話。

学歴に固執するのは頭悪い?

こんなことを言うと、負け惜しみのように聞こえるのでしょうか。

実際、学歴戦争にはプラスαで一年多く参加したけど、そんな輝くような戦果は全然残せず。可もなく不可もなくの場所に滑り込み。

まぁでも後悔は湧かなかったし。なるべくしてなったような、そんな感じで、もう大して感傷に浸ることもない。

momijitan.hatenablog.com


ただ思うのが、高学歴だからといって頭良いって話じゃないと思う。

学歴は勉強ができることの証明であって、確かに部分的な意味で頭の良さを証明しているのだけれど、でもそれだけがその人の価値を押し上げるものではないと思う。

だから上昇志向に呑まれた高校生にありがちな「このレベル以下の大学は論外」みたいな思考とか、大学名で当人の価値全てを判断しようとする思考とかは危険だと思う。


広い意味での頭の良さってのいうのは、なんていうかもっと複雑なもので、学歴一つでは到底測れない奥深さを持つものだ。


ただそうは言っても、高学歴であればあるほど、その広い意味での頭の良さを持つ人物の割合は増えると思う。

例えばうちの親父は、全国トップの中高から全国トップの大学に進学した正真正銘のエリートだ。

一時期それに激しくコンプレックスを抱いたり、親父の言葉が学歴絶対思考に聞こえて、毛嫌いすることもあった。

しかし今は純粋に尊敬している。

父は学歴も優秀だが、もっと広い意味で頭の良い人だと思える。

それは広い視野と多くの知識と経験の積もった言葉を彼が話すからであり、その視野と知識は紛れもなく彼がエリートの道で切磋琢磨されてきたからこそ磨き抜かれたものだ、と確信できるからだ。


父の話を聞いていると、高学歴な道を進めば進むほど、周囲に自らを鼓舞してくれる刺激が増えるのは間違いないと思う。

学歴が全ての証明ではないけれど、一つの指標としては確かに有効に機能していると思う。


だから、学歴主義は別に悪くないと思う。

かといって敗退した自分を後悔するわけでもないのだけど。



頭悪い人はたくさんいる

頭良い人ってなんだって考えるとイマイチ言葉にしにくいけれど、頭の悪い人ってなんだって考えるとたくさん思い浮かぶ

善意に取り憑かれた人

自信過剰の最終形態みたいな感じで、とにかく自覚がないのが致命的だったりする。

「私はこれをしてあげているのだから感謝されて当然だ」
「あなたのためを思って言っている」
とか。

いつの間にか善意をふりまく自分しか見えていなくなっている。頭悪い。


うるさい人。主張が激しい人

頭悪い。

騒音的な意味でもそうだし、オピニオン的な意味でもそうだし。

「いや俺はこう思うんだよね」って

わかったよ君の言いたいことはわかったよ、だからこっちの話も聞いておくれ。


黒く染まっちゃう人

責めるにもちょっと可哀想に思えるけど、でもやっぱり頭悪い。

自分も傷つけて周りにもトゲをむき出して、人生楽しい?

いやぁ楽しくないからそうしてるんだろうけど。

なんていうかツンデレもここまで来るとデレが見えねぇ、怖いよ。自分一人不幸にしてるつもりかもしれんけど、たぶん君が不幸でいることで不幸になる人が増やしてるべ。

まぁまぁ深呼吸でもして楽しいこと考えようよ。まずは散歩しよう。それから読書をしよう。そしていっぱい寝よう。めんどくさいこと考えるのはその後だ。





まぁ「頭悪い」ってなんだっていうと、自己中で視野が狭いこと。

まぁ誰もが頭悪くなる場面ってあるから、そんな気にしなくていいんだけどね。気をつけたいねって話。


感想

なんとなく最近「頭悪いなぁ」って思うことが増えたので勢いに任せて書いてみた。

俺自身も結構頭悪くなるし、まぁ皆もあると思う。

頭悪い状態は子どもで誰もが通る道だし、仕方がないこともあるのだけれど、願わくば「頭悪い大人」にはなりたくないよね。

社会にいっぱいいてビックリするけど(小声)