もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

量より質というか、量大前提の質プラスα

最近よく見かける「ブログは量より質なのか」問題。

とりあえず他に書くネタがあんまり浮かばないので、話題のネタに一言物申してみようかと。

そもそも「量」ってどっちの「量」よ

ブログの量って言われましても奥さん、どっちの量ですかい。

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ブログ全体としての量、つまり記事の数のこと?
それとも一記事における文字数の話?

どっちに対しても俺の意見はタイトル通り、「量は大前提、質は高ければ高いほどいい」です。

量のために書かれた記事がいかに惨めか

いやぁ別に特定の誰かをdisりたいわけじゃないですよ?

ただ「毎日書かなきゃ!」とか「月に〇〇記事は達成しなきゃ!」とか記事数稼ぎのためだけに書かれた記事って…もうなんていうかスッカスカの空っぽちゃんで可哀想というか惨めというか。

確かに「何かを書いて更新しないと落ち着かない」みたいな気持ちは凄くわかる。書いてない状態、書けない状態気持ち悪いよな、とてもわかる。


でもそこで苦し紛れというか、書いてる最中から自分で「あぁーこれ絶対どうやってもウケないわ…ただの自己満足だークソだー」とか思えるような記事って出さない方がいいと思う。
いや出してもいいんだけど、結局あとで「うわぁーなんでこんなん書いたんだーうわー」って辛くなる。

「それも思い出として取っておくのもいいじゃない」って気もするけど、そういう系の記事がブログの大半を占めてるとブログとしての雰囲気に影響を与えてしまう。

例えば、そんな記事ばかりが更新されてる時期に参入しそうになった読者なんかは「このブログってこういう記事を書く系のブログなのね」とか誤解して離れていっちゃう。

これって紛れもなく悪影響よね?

「そんなん知るか!」って人はいいんだけどね、でも大体のブロガーは「読まれたい」と思って書いてるだろうから。読まれにくい要因を増やすのはマイナスだと思うんよね。

量と質は別次元

そもそもさ、量と質を並列するのがどうなの。

量と質って大小とかと違って「片方取れば片方失う」みたいな究極の選択じゃないじゃん?同時に存在することが可能なものじゃん?だったら両方取った方がええに決まってるやん??

確かにどちらも追求するのは難しいと思うし、「どちらかと言えばこっち!」みたいなパワーバランスを決めておくのはいいと思う。

ただ、こういう並列の問が出た時に「片方を重視するからもう片方はどうでもいいんだ!!」って短絡的な思考が生まれて広まってしまうのも常。そこに俺はちゃんと警鐘を鳴らしていたい。

基本的にどちらも大事なの!

質を上げると量はついてくる

ふと思うのが、質にこだわれば量(ここでは文字数)もそれに伴って多くなるんじゃない?ってこと。

ブログで質の高い記事を書こうと思うと、なんかある程度の文字数が保証される気がする。

そりゃ濃くて簡潔な情報ってのは魅力だけど、ブログでもそうであるかというと微妙だと思うんだ。だってもし簡潔にまとめて問題がない情報だったらTwitterとかで呟けばいいもん。わざわざブログにする必要がない。


ブログの情報の価値は根幹たる主張と、それに肉付けされる付帯情報があって成立してると思うんだよね。余分を取り払うというよりはあえて付け足しているみたいな側面がある。


何が言いたいかって、「より濃い内容にしよう」と意識してれば無意識に文字数は増えていくから、記事レベルの量に関しては意識する必要ないと思う。

実際俺も質を上げようと頑張った記事は文字数ずば抜けてるし。なんだかんだ書いてる内にいろいろ言いたいこと出てきちゃうんだよ。

初心者に関しては「量>質」でいいかも

こんな話をしてると八方塞がり感で辛くなってしまうのがブログ始めたての初心者さん。

「質上げるって言っても難易度高いし、でも記事数を稼ぐためにも書いちゃいけないの?!どうしろっていうの!!」

うん、ごめん。俺が悪かった。とりあえず記事数30ぐらいまでは何も考えないでいいよ。

始めたてはもう何もかも手探り状態だし、いろいろ余裕がないと思う。ネタを見つけるのも一苦労、文章にするのにも一苦労、推敲にも一苦労。まさにご苦労三って感じだ。

正直そんな状態で質がどうのこうの言われても辛い。俺もその時期にこんな説教じみた記事読んだら頭抱えてた自信ある。

だから、初心者は例外。
とりあえずブログを続けられる状態に持っていくのが先だわ。
もっともその段階で脱落する人が一番多い気もするけどな!!!

おまけ:ネタに困った時は人のブログを読め

最近気付いたことがあって、ネタに困って手が止まるときにオススメなのが他人のブログを読むこと。

我らがはてなブログには「購読」というお気に入りのブロガーさんの更新をチェックできる機能がある。これで何人か活動的なブロガーさんを購読しておくと毎日誰かしらが更新してくれる。

人のブログが必ずしもネタをくれるわけではないけど、中には物凄く同意や反論が浮かぶようなインスピレーションをくれる記事もあるだろう。


つまりアウトプットできないならインプット増やそうって話なんだけど、まぁインプットするだけならニュース、読書、映画、音楽、アニメなど何でもありだと思う。

なぜそこで「人のブログ」を指定したかというと、同じブログという形式に当てはめられた文章であることが参照にしやすいと感じるからだ。郷に入れば郷に従えと言うように、ブログはブログから学ぶのが一番だと思う。

感想

こんな説教臭い記事書いてしまって大丈夫なのかな、なんて思ってる。

俺が偉そうなことだけ述べるpv弱小ブロガーというのもそうだし、元々自分のやり方には徹底したこだわりを持ち、人にもそれを推奨する面倒くさいタイプの人間だからだ。

友人には「将来老害になってる姿が想像できる」なんて皮肉を飛ばされる始末。


まぁブログのオピニオンなんて存在自体が「今から俺は勝手なこと言うからね!!」って宣言してるようなものだし、いちいち「それはあなたの意見ですよね?」みたいに突っ込まれるのも辟易だけどね?!


そんなこんなで今日のお話は「ブログは量大前提の質プラスαだよな」ってお話でした。

また質の高い記事書いてpvドカンとあてたいなー