もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

「うぇい」と「リア充」が嫌いな理由を真剣に考えてみた

俺はうぇいが嫌いだ。

 
リア充も嫌いだ。
 
 
でも、なんでこんな嫌いなんだろう。
 
 

うぇいとは

飲み会などの意味わからん掛け声「うぇーーーい」が語源。とにかくうるさい奴。チャラい外見。いわゆる不良も含む。とにかく同じような仲間とばかりつるんでる。あとたぶんセックスしまくってる。
 

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リア充とは

原義は「リアルが充実している」ことだが、最近は「彼氏彼女持ち」の意味で使われるのが一般化してるイメージ。
 
リア充爆発しろ!

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なんとなくのイメージとして、どちらも「オタク」だったり「コミュ障」だったり「ネット民」の対義語って感じがする。
 
でも、それってすごい偏見なんだよね。
 
うぇいはともかくとして、意味の上ではリア充はオタクともコミュ障とも、ネット民とも共存可能だし、実際いる。
 
 
たぶん、俺の中で
 
うぇい≒リア充
 
だったんだと思う。
 
 
 
長い間、もしかしたら今もそうかもしれないんだけれど、俺はスクールカーストの下位層の住人だった。

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学校のクラスではおとなしく、目立たない。いじめられっ子で、運動もできない。かといって頭がそこまで良いわけでもない。
 
正直、学校が楽しい場所ってイメージはそんなにない。
 
でも表に出さない分、人一倍いろんなことを考えて過ごしている。(つもりだった)
 
 
 
そんな俺から見て、スクールカースト上位層の人たちは別世界の住人だった。
 
学校が楽しそうで、恋人がいて、運動もできて、話がうまくてみんなの先頭に立っている。
 
そんな人達が輝いて見えて、羨ましかった。
 
 
でも、どうやってもそうな立場に立つ自分が想像できなくて、悔しくて、強く嫉妬した。
 
 
 
そういう視点に立つと、人の嫌なところばかり見つけるようになる。
 
 
そういう人たちは大抵不真面目で、うるさくて、周囲の迷惑なんてちっともお構いなし。外見もチャラくて、大人ぶってて、そのくせ遊んでばっかりだから脳内空っぽ。
 
 
 
 
断片的な情報でそう思い込んで、それで嫌悪の対象としたんだ。
 
うぇいやリア充はそういう人たちに違いない、と思い込みたいんだ。
 
違う生き方をしてる人間だと思い込んで、自分から壁を作った。
 
 
そういう人たちはきっと自分たちのことなんてずっと下に見てて、あるいは認識すらしていないかもしれない。そんな被害妄想ばかりして。
 
 
 
先入観で人を判断してるのは、どっちなんだろうね。
 
 
 
僕は、実は彼らのことなんて、ほとんど知らない。知ろうとしなかったんだ。
 
 
 
勘違いしないでね。
 
うぇいやリア充が嫌いという意見を責めたいわけでも、そういう人たちを擁護したいわけでもない。
 
だって、実際にひどい奴らもいるから。
 
俺だって、たくさん酷い目にあった。
 
 
 
けど、言いたかった。
 
壁を作ってるのはお互い様。ほんとは壁の向こうのことなんてほとんど知らない。
 

 

 

そういえば前にも似たようなこと書いてたわ、説教臭いな俺も
 
 
 
歩み寄れよ、って言いたいけど、それは難しいんだろうね。
 
 
だから俺は未だに大きな集団が苦手だ。
 
人がたくさん集まると、階層化が起こる。
 
発言権のある者達と、そうじゃない者達の固まりができてしまう。
 
 
 
一対一で話せば、きっと対等になれるのに。
 
 
 
おしまい。