いじられキャラの本音
俺は、自他共に認めるいじられキャラです。
Mっぽいと言われます。
もういいよ、いじられキャラなのは。さすがに慣れた。
でもさ、いじられキャラってのはな、好き放題言葉で殴っていい相手じゃねぇんだぞ。
これわかってる人、案外少ないんじゃないのかな。
「いじり」と「いじめ」なんてほんの些細な違いしかないんだよ。
俺はいじるのが苦手だ。
もしかしたらそれが「いじめ」になってるかもしれない。
相手を本気で不快にしたかもしれない。
そんな不安が渦巻いてしまう。
でも、平気で人をいじる人は、きっとそんな思いを抱いたことなんてないんだろう。
あるいは見て見ぬふりをしているのか。
「いじり」のちょうどいい限度なんて、俺にだってわかんない。
確かに、軽い冗談の飛ばし合いは空気を明るくするユーモアがある。
でもね、誰が見ても「おい、それはやりすぎだ」と思ういじりはザラにある。
いじっていても、心のなかでは「そろそろやめといた方が」と良心が反応するときだってあるはずだ。
そこで踏みとどまってはくれまいか。
確かに「いじり」は一種の愛がある。
でも、それを免罪符のように、ズカズカと人のナイーブな内面に踏み込んでくる糞野郎がいる。
「いじり」は悪じゃない。
でも、それは言葉の針には変わりない。
安全なツボに刺さなければチクッとするぐらい、わかるだろう?
おしまい。
この記事を読んで共感したので書いてみたよ。