もみじろぐ

とある男の、心のほんの一部

家族がくれる愛ってなんだ

今日は昨日の記事の続き。

 

  

 
記事を書いて、とある人から温かいメッセージをもらった。
 
俺の気持ちを汲み取ってくれて、それでいて祖父母、親父のことも責めずに「きっともみじのこと愛してくれてるから」って。だから和解できますようにって。
 
すごい嬉しかった。
 
和解はしたいよ。でもまだ無理みたい。
 
今日、ちょっとしたことで婆ちゃんと喧嘩したみたいな空気になっちゃって、婆ちゃんの目が少し潤んでたんだよね。うまくフォローしたいのに、なんかできなかった。もどかしい。もどかしすぎて泣きたくなるよ。
 
「愛されてるんだよ」ってみんな言うよね。知ってるよ。きっと愛され過ぎなくらい愛されてるんだろう。
 
でもね、正直、よくわかんない。
 
ご飯作ってくれるのが愛?
おかえりが愛?
いっぱい忠告してくれるのが愛?
 
俺はそれを全部受け取っていたのに、なんで寂しかったの?なんでこんなに息苦しかったの?
わかんないよ、愛なんて形のないもの。わかんない。
 
初めてネットで仲良くなって、そして俺が片思いした子が言ってた。
「もみじは親の愛が足りないんだね」って。
 
その時は「あ、そうだったのか」って思えたんだけど、でも「愛されてる」とも言われるし、よくわかんなくなっちゃった。
 
愛が伝わってなかった、ってことなのかな。
モヤモヤするよ。いつかこの霧は晴れるのかな。俺が全部を打ち明けて、和解をできる日は来るのかな。
 
 
 
でも今は、信じて待つしかないんだよね。
 
 
 
最後に一つ思い出話。俺がすごく幸せだった瞬間の話。
 
小学生のとき。ペットに亀が欲しくて、デパートで父に買ってもらうことになってんだ。でもどういうわけか売り場まできてダメって言われて、すごい悲しくて、泣きそうなのを必死にこらえて、一人で先に家にかえっちゃったんだ。
 
家では母が待ってて、気がついたら胸の中で大泣きしてて、でも何も言わないで頭を撫でてくれて、それがすごい幸せだった。なんか断片的に鮮明に覚えてる。
 
あの感覚が、愛を感じてる感覚なのかなって勝手に思ってるんだけど、どうなんだろう。
 
あの幸せがまたやって来ないかなってずっと思ってるんだけど、まだ来てないや。
 
 
 
 
おしまい。